うすにごり生酒
有機米・山田錦/生酛・木桶仕込/無濾過生原酒
_ vintage2025
山田錦の里に立つ酒米農家として、兵庫県産山田錦の可能性を広げるシリーズに、新たな一本が加わりました。
凛とした酸が輪郭を描き、清らかな甘みがみずみずしく広がります。
膨らみのあるお米の旨味とキレのある酸が調和し、軽やかな味わい。
澄んだ余韻で飲み飽きせず、食事に寄り添う日本酒です。
vintage 2025の大きな変化は、木桶仕込みと精米歩合。
主張のためではなく、有機米と響き合い、熟成まで見据えた木桶です。加西の酒蔵・富久錦で、大正時代から戦前まで使われていた木桶を再生し、仕込んだお酒。山に入り、田を耕し、木とともに醸す。その重なりが、かたちになりました。
有機の山田錦をより磨き、さらに晴れやかな印象に。
今、この瞬間の「生酛 木桶」の表情を、ぜひお楽しみください。
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「SEN 生酛木桶」は、富久錦の再生木桶を使用して醸造しています。
大型の木桶は戦後、工程管理しやすい琺瑯タンクに代わりましたが、富久錦では、「糖度やアルコールの分析技術もなかった時代に、微生物を見事にコントロールしていた先人の叡智に挑みたい」と、2017年、木桶の酒づくりを復活させました。大正時代の良質な杉で作られていた木桶を解体し、組み直して再生。多孔質素材である木は琺瑯やステンレスと違い、木桶そのものが、発酵の主役である微生物の住処となります。温度管理が容易ではない木桶の揺らぎを受け止めながら、菌の力を借りて整えていく。その営みは、蔵に棲む乳酸菌を取り込み酒母を育てる生酛造りとも調和します。
香りをつけるためではなく、原料の有機米との響き合いや、時を経た味の深まりまで見据えた木桶。山と田を往復する私たちにとって、木とともに醸すことは、自然な選択でした。
有機米、純米、生酛、木桶…
米づくりも酒づくりも微生物との共作です。
その揺らぎの重なりが、どのような味わいをかたちづくっているのか、楽しみにお選びいただければ幸いです。
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○料理:焼鳥、唐揚げ、牡蠣フライ、辛子和え、焼きおにぎり
○飲み頃の温度:8〜15℃, またはぬる燗
瓶ごと冷蔵庫内で冷やし、呑む少し前に冷蔵庫から出しておくと丁度良い飲み頃になります。
保存方法:要冷蔵。生酒はまだ酵母や微生物が生きています。商品到着後は冷蔵庫で保管ください。
※クール便配送
| 醸造元: | 富久錦株式会社 兵庫県加西市三口町1048 |
|---|---|
| 精米歩合: | 60% |
| アルコール分: | 15.8度 |
| 酒米: | 藤本圭一朗氏責任栽培 オーガニック米 山田錦 |
| 圃場: | 兵庫県加西市上万願寺町 五反田182 土質/礫質灰色低地土(粘質:並) 主水源/川 |
| 酒米収穫日: | 2025.10.16 |
Field Notes_ 2025
緑肥導入元年。稲刈り後の冬の間、レンゲなどのマメ科植物の種を播いて育て、田植え前に土壌にすき込む、緑肥栽培を水田で初めて行なった。マメ科植物は、根粒菌と共生して空気中の窒素を植物の栄養として利用できる形にする特殊能力を持っている。緑肥は土壌を肥沃化し、根が深くまで張ることで土の中に空気や水の通り道ができる。この地域の土質は粘土質、土中の排水性や通気性はテーマのひとつでもある。緑肥の根による風の道が微生物の活性や土壌健康の改善につながる手応えを持つ。
高温や極端な気象下に耐える米をつくるのは、結局は土づくりだと思う。見えている茎葉ではなく、根を育てるという視点で、地力のある土を育てる。そのひとつのトライが緑肥だ。
懐の深い土を目指して。1年では分からない。もう少し続けてみようと思う。
2025, Nagoya Atsushi
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SENはten, inc.の登録商標です。
SEN 生酛木桶〈うすにごり生酒〉720ml
フルボトル(720ml)
- 販売価格(税別)
- ¥2,500(税別)¥2,750(税率10%)



